ドラフト1位左腕・菊池を獲得したことで、投手陣の強化が行われる西武に頼もしいベテランが復帰することが濃厚となった。
西武は横浜を戦力外となった工藤公康投手(46)の入団を11日にも発表する。
工藤にとっては94年以来の古巣復帰となるが、渡辺監督は「工藤さんはウチの左の救援陣と比べても、制球、球速とも一番」として高く評価。工藤は11日の12球団合同トライアウト(甲子園)は受験しない方向で、トライアウト終了後にも古巣復帰が発表となる。
注目されるのがその背番号だ。
工藤が西武入団から13年間背負っていた47は現在、同じ左腕で工藤にあこがれている帆足がつけている。
今回の復帰に際して帆足は「もともとは工藤さんの番号。譲っても構いません」と話しており“返還”にも快く応じる構えだ。
帆足は今季、涌井、岸に次ぐ9勝を挙げるなど実績ある投手。
当初、渡辺監督は「帆足の背番号が変わるのは考えにくい」と話していたが、帆足自身が変更を望むなら話は別。
工藤の代名詞とも言える「47」が本家の背中に戻ることになる。
工藤は現在、横須賀のベイスターズ球場で自主トレを行っている。
「トライアウトが終わるまでは何もしゃべらない」と話しているが、29年目のシーズンへ意欲満々。球団は戦力としてはもちろん豊富な知識と経験から、若手投手陣、さらにはドラフト1位左腕・菊池の教育係としても期待している。
来季47歳を迎えるベテラン左腕は、慣れ親しんだ背番号47で原点回帰する。
秋山、清原、デストラーデ、石毛など名選手を揃え、森 監督のもとで黄金期を支えたメンバーの一人の工藤が古巣で最期の復活を迎えるか、注目したい!