磐田の元日本代表FW中山雅史(42)が12日、磐田の大久保グラウンドで、戦力外通告を受けてから初めての会見を行い、現役続行への強い意欲を示した。
中山は現役中に、日本代表でもコンビを組んだFW三浦知良(42=J2横浜FC)と同じチームでプレーすることを熱望した。
中山は同じく戦力外通告を受けながら現役続行を宣言したDF鈴木とともに異例の“就活会見”を行った。
その中で「カズさんがやっているんだったら、おれも頑張りたい。カズさんの姿は凄く強い刺激を与えてくれる。その姿がぼくの原動力かも」と1学年上のカズが引退するまで辞めない覚悟を明かした。
その上で「大きなスポンサーがなければならないが、カズさんや俊哉(MF藤田=J2熊本)らがいれば楽しいチームになる。90分間(プレー)動けない分、汗かき役を獲得してもらえれば」と日本代表で2トップを組んだカズ、磐田でともに戦った藤田らベテランと同じチームでプレーすることを熱望。
そのためにベテランや功労者を積極的に活用するクラブが現れることを求めた。
中山は42歳で初めてクラブから戦力外通告を受けたが、これまで磐田で黄金期を築いた選手も現役への未練を残しながら引退を余儀なくされる現実を見てきた。
ベテランが燃え尽きるまで第一線でプレーできる環境を整えてほしいという思いからの発言だった。
現時点で正式なオファーはないが、プレーへの意欲は少しも失っていない。
移籍先の「大きな条件の1つ」に、医療態勢が整ったクラブであることを挙げて、中山は新たな舞台を探し求める。