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松坂、信頼に応える力投=制球さえ強力打線を手玉

前回大会で世界一を決めた同じ舞台。相手も同じキューバ。
3年前の栄冠を再現するかのように、松坂が堂々たる内容で強力打線を封じ込んだ。

1次ラウンドでの韓国戦は4回2失点。
勝利につながる投球ではあったが、立ち上がりにスライダーの制球がままならず直球を痛打されるなど、不満も残った。
それでも、原監督からすぐに2次ラウンド初戦の先発を言い渡された。
まだ相手は決まっていなかったが、「大事な試合をエースに任せる」という信頼があったはずだ。

球数制限ルールが影響して米国入り後は予定していた練習試合での調整登板ができず、ぶっつけ本番に。
だが、意に介せず「自分のできる範囲でしっかり準備できた」。そのマウンドで、首脳陣の期待に十分に応えた。

1回、1死後に連打を許したが、4番ペラサ、5番グリエルを直球で打ち取る。
3回には、イチローと城島が相次いでファウルフライを取り損ねるという予想外の場面があったが、落ち着き払っていた。
力みがなく、要所で直球、変化球を使い分け、8奪三振のうち5つが見逃し。勝負どころでの制球がさえ、1次ラウンドで参加チーム中随一の攻撃力を見せたキューバを手玉に取った。

「次に進むために大事な試合。いい試合だったと思う」。日本のエースにふさわしい力投だった。

(記事元サイト:時事ドットコム
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