アメリカのネバタ州に住む6歳の男の子、Gabriel Hurles君がこのストーリーの主人公!
誕生日にとても嬉しいプレゼントをもらいました。
Gabrielくんは学校の教室で開かれた誕生日パーティーで、ごちそうの一つであるカップケーキに夢中になり、包装された大きな箱に気がつきませんでした。
「キミへの誕生日プレゼントだって。開けてごらんよ」。
Gabrielくんが級友にせかされて大きな箱を開けてみると。
「お父さんだよ!」中に入っていたのは、2008年の6月からイラクに再び派兵されて以来、一度も顔をあわせていないGabriel君の父親、Casey Hurles氏(陸軍の整備士)でした。
Casey Hurles氏は自分の休暇が息子の誕生日と重なることを知り、この「最高のプレゼント」を計画しました。
いざ箱に入ってみましたが、息子が箱を開けるその瞬間まで、緊張と期待で胸の動悸が止まらないほどだったといいます。
もっとも彼は「息子を見る時はいつもそうなんだけどね」と照れ隠し的に付け加えてもいますが(笑)。
「(派兵中の身だからなかなか息子に会えない。だから)息子を見るたびに、確実に成長していくのが分かるんだよ」。
この「イベント」にはGabrielくんの母親も「彼が嬉しい時は私も嬉しいの」と大喜びです。
また、先生も「このような素晴らしいイベントに教室を提供できて幸せです」と感無量の言葉を寄せていました。
Casey Hurles氏は4年前に志願して兵役につき、テキサスの第一騎兵師団の整備士として軍務についていました。
そしてイラク戦争に伴い、治安維持のために派遣されます。
一度イラクでの兵役を終え、現在には二度目の派遣で七か月目を迎えています。
Gabrielくんも父親の事情はそれとなく理解しているようで、自分の父親がイラクにいて、いつか必ず帰ってくるということをはじめ、暇さえあれば父親のことを話しているといいます。
なおCasey Hurles氏の二度目のイラク駐留は今年の夏に終わるようで、最近は毎日のように電話で息子と話していたとのことです。
今回与えられた休暇は2週間。
それが終わったらCasey Hurles氏は再びイラクに戻らねばなりません。
Gabrielくんもそれは十分理解しており、次のように語っています。
「He has to work .He works in the war.=お父さんは働かなくちゃいけない。お父さんは戦争で働いているんだ」
親子の絆はどんな場所でも固く、そして戦争などのない世の中を心から望むものです。