2011年に行われるアジア杯の予選で28日、日本代表がバーレーンとアウェーで戦い、0-1で敗れた。
前半の24分に、相手フリーキックからヘディングで決められ、まさかの失点。
次戦のW杯最終予選のオーストラリア戦に大きな不安材料を残す事となった。
失点の原因は明白だった。
DFの内田が相手MFイサにいとも簡単に競り負けた。
ヘディング弾はGK川島の跳躍も及ばず、ゴールに吸い込まれた。
スカウトを送り込んだオーストラリア代表のピム監督がほくそ笑むようなセットプレーでの先制点。
これはセルティック中村俊輔が指摘した懸念材料だった。
「オーストラリア戦はサイドが問題になると思う。相手の1トップがサイドに流れて、内田と競る。そこでボールを落として、キューウェルが走り込んでクロスやシュートを狙ってくる。対策はあるけどね」最終予選で強敵の映像を分析した司令塔はこう指摘していた。
オーストラリアは身長194センチのカールスルーエFWケネディ(26)が体格で劣る内田やDF長友のサイドに流れ、起点を作る。
同じ体格のイサに競り負けた程度の守備力の内田が、大一番で標的にされる危険性は高い。
一方、右ふくらはぎ肉離れで全治1か月の川口と左足首手術の楢崎という実力者の代わりに先発したGK川島も不安を露呈。
前半33分には相手のクロスに飛び出し、連係ミスで味方と交錯。
DF中沢が無人のゴールでクリアする危険な一幕もあった。
右太もも痛の遠藤と中村俊を欠く中盤は著しく支配力を失い、緊急招集された本田も運動量の欠如が致命的で後半18分、真っ先に交代。
岡田監督は容赦なくダメを出した。
川口、遠藤、中村俊輔、闘莉王などの主力がいなかった事も大きな要因だが、日本の選手層の更なる構成、そしてチーム力のアップを早急に望みたい。
でないとオーストラリアには到底、勝てない。