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自分たちで考えたことで、子供たちは自分たちなりの携帯電話との付き合い方を見つけた!



学校裏サイトなど携帯サイトなどによる「ネットいじめ」の被害が深刻化する中、生徒自身に携帯電話との付き合い方を考えさせる授業に取り組んでいる中学教諭がいる。

「携帯電話は本当に必要か」
生徒にこうした疑問を徹底的に話し合わせたところ、授業を受けた学年ではネットいじめがなくなったといい、授業について教育関係者からの問い合わせが相次いでいる。

東京都大田区立大森第三中学の大山 圭湖教諭(53)は3年前、当時担任をしていた2年生で、授業中にぼんやりしている生徒が増えていると感じた。
前年に行った携帯電話に関するアンケートを改めて行うと6割近い生徒が携帯を持ち、毎日1〜2時間も友達とメールをするという実態が浮かんだ。
中には1日6時間もしている生徒や、掲示板の管理人をしていた生徒も。

生徒の声はもっと切実だった。
「携帯がなくなるとどうなるか」との問いに、「本音が言えなくなる」「死ぬか精神がおかしくなる」「世界が終わる」…。「生徒たちも『携帯に依存しているなんて、何かおかしい』と感じていた。
だからこそ、その思いをみんなに伝えてもらうことにした」と大山教諭。

授業で行ったパネルディスカッションでは、10人の生徒に同級生や保護者の前で自分の思いを語ってもらった。
しかし、それでも思いが伝わらないと感じた生徒らは自らの体験や思いをつづったパンフレット「中学生の中学生による中学生のための携帯ネット入門」を作成した。

携帯を持っていない生徒は「意識して携帯依存から抜け出して」と呼びかけた。
「携帯でないと言えない本音なんてない。本音は直接話してこそ伝わる」と訴える声もあった。
一日中メールにはまったという生徒は「終えた後、時間の経過に驚き、後悔した」との思いをつづった。

パンフレットは学年全員に配布。
大山教諭は「自分たちで考えたことで、子供たちは自分たちなりの携帯電話との付き合い方を見つけたようだ。少なくとも、この学年ではネットいじめはなくなった」と話す。

小学生でも当然の様に使い、自分専用の携帯電話を持っている子供もいる。
それ自体も何も不思議だと思わなくなった時代背景もある。

しかし、基本的にどの学校も携帯電話の校内への持ち込みは禁止してるはず。

大山教諭は「学校で必要だとは思わない。ただ頭ごなしに『ダメ』といっても子供は反発するだけ。自分たちで考えさせることが必要」と話す。

学校裏サイトは約38,000件で、その大半でいじめや誹謗中傷が行われている。
思春期の子供達のストレス発散の場がネットに置き換わった現代において、この様な子供達自身に一度、根底から考えさせる事が何よりもの解決の第一歩になるに違いない。

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